データ復旧お役立ちコラム

【パソコンのデータ復旧】
よくあるトラブルと復旧事例

PCトラブル・基礎知識
更新:2026.07.22
【パソコンのデータ復旧】<br>よくあるトラブルと復旧事例

仕事はもちろん、ゲームや動画制作、音楽活動などの趣味にも使えるパソコンは、多くの家庭に普及しています。家庭でも会社でも、パソコンを一切触らないという方は少ないのではないでしょうか。しかし、日常的に触るパソコンであっても、トラブルが発生した際にどうすれば良いかは意外と知らないものです。その際に対応を間違えると、データを復旧できなくなるケースもあります。
ここでは、パソコンのよくあるトラブルと解消法について詳しくご紹介します。

目次– 読みたい項目からご覧いただけます。

1 パソコンの重要な4要素

パソコンを語るうえで欠かせないのは「CPU、メモリ、ストレージ」という3つの機能です。それぞれ、次のような役割を果たしています。

CPU:情報を処理する箇所。性能が高いパソコンほど情報を処理するスピードが速く、作業をスムーズに進められる。
メモリ:CPUが情報処理をするためのスペース。メモリが大きいほどCPUが稼働する範囲を拡げられる。
ストレージ:SSDやHDDなど、情報を保存するためのスペース。ストレージの容量が大きければ大きいほど、たくさんの情報を保存することが可能。

これら全体の機能を司るのがOSという機能です。OSから指示を受けて、はじめて「CPU、メモリ、ストレージ」といった機能が動き出します。OSという司令塔の下にCPUやメモリ、ストレージという主要な機能が設置され、OSによって動かされるというのが、パソコンの基本的な構造です。

2 パソコンでのトラブル・障害事例

パソコンで起こるトラブルは、ソフトウェアの不具合とハードウェア(部品)の故障に大別できます。
トラブルが起きた際は、原因に適した方法で対処することが大切です。対処方法を間違えると、データが消える、パソコンが完全に動かなくなるなど、トラブルが悪化する恐れがあります。
ここからは、パソコンでよくあるトラブルと解決方法をご紹介します。

2-1 電源が入らない

電源ボタンを押しても全く反応せず、電源が入らない場合は、内部パーツの故障やパソコン内にたまった静電気の問題などが原因として考えられます。
デスクトップパソコンの場合は、モニターの電源が入っているか、モニターや電源のケーブルがしっかり接続されているかを確認しましょう。電源ケーブルがたこ足配線になっている場合は、別のコンセントに接続し直すのも有効です。
静電気を放電したい時は、ケーブル類を全て取り外してからしばらく放置してみてください。

ケーブルを見直したり、放電したりしても電源がつかない場合は、内部部品の故障やソフトウェアの不具合が原因の可能性があります。

2-2 画面が映らない・表示がおかしい

電源をつけることはできるものの画面が映らない場合は、モニターのトラブルかパソコン内部の異常が考えられます。デスクトップパソコンであれば、ケーブルがしっかり接続されているか、モニターの電源が入っているかを確認してみてください。別のモニターに接続して画面が映るか調べてみるのも有効です。
パソコン内部の故障の場合は、修理や部品の交換が必要になります。

また、画面は映るものの表示が崩れる場合は、ウイルスに感染している恐れがあります。セキュリティーソフトでウイルスを除去したり、パソコンを初期化したりすると良いでしょう。
初期化するとデータが全て消えてしまうため、事前にバックアップを取っておくのがおすすめです。

2-3 ブルースクリーンが表示される

OSに何らかのエラーが発生すると、青い背景の画面(ブルースクリーン)が表示されることがあります。原因を説明するエラーコードが表示されるので、サポートサイトなどで原因を調べて対処しましょう。
対処が難しい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

2-4 キーボードが反応しない

キーボードが反応しない際、入力した文字とは違う文字が表示されるといった場合は、キーボードが故障している可能性があります。デスクトップパソコンの場合は、別のキーボードで正常に動作するかを確認しましょう。
ノートパソコンの場合は、修理かパソコンの買い替えが必要です。

2-5 動作が重たい・フリーズする

パソコンの動作が重たい・フリーズするといった場合は、ストレージやメモリの寿命、高負荷な処理によるCPUへの過負荷、ソフトの不具合などが原因として考えられます。

動作が重いソフトをアンインストールしたり、ディスクのクリーンアップを行ったりすることで、問題が解決する可能性があります。バックグラウンドで動作する不要なソフトを無効化したり、メモリを増設したり、ホコリを落として通気性を高めたりする方法も有効です。

2-6 異音が聞こえる

パソコン内部から異音がする、ビープ音が鳴っているといった場合は、内部の部品に異常が発生している可能性があります。例えば、「カラカラ」「カチカチ」といった音がする場合は、ファンやストレージの故障が疑われます。
使用を続けると状態が悪化する恐れがあるため、すぐに電源を切って専門業者に相談してください。

2-7 インターネットにつながらない

インターネットにつながらない場合は、次のような原因が考えられます。

・Wi-Fiがオフになっている
・機内モードがオンになっている
・ルーターまたはモデムでトラブルが起きている
・LANケーブルの接続不良 など

無線接続の場合はWi-Fi機能や機内モードの状態を、有線接続の場合はケーブルの接続を確認しましょう。ルーターやモデムを再起動してみるのも有効です。

2-8 データが消えてしまった

データが突然消えてしまった、誤って削除してしまったというトラブルも考えられます。削除したデータはごみ箱フォルダに移動するので、まずはごみ箱フォルダにデータが残っているか確認しましょう。データがある場合は、復元したいファイルを右クリックして「元に戻す」を選択してください。

ごみ箱フォルダにない場合も、データはストレージ上に残っている可能性があるものの、不用意に操作を繰り返すと完全にデータが消えてしまう恐れがあります。
すぐにパソコンの電源を落としてデータ復旧の専門業者に相談するのがおすすめです。

万が一のデータ消去に備えて、日頃からバックアップを取っておくことも心がけましょう。

3 パソコンのデータ復旧事例

パソコンのトラブルで、HDDが壊れデータが消失してしまうのは最も多い事例のひとつです。しかし、専門業者なら消えてしまったデータも復旧させることができます。
ここでは、そんなデータ復旧の一例をご紹介します。

3-1 突然画面が消え、起動できない状態に

パソコンが起動できなくなったケース。本体から異臭がし、突然画面が消えて起動もできない状態になりました。何度か再起動してみるも効果なし。異臭という状況から物理障害を予想しましたが、確認したところ構造情報の損傷という論理障害でした。
修復処置を施し、データ復旧を行いました。

3-2 カチカチという異音がし、エラーが発生するようになった

エラー画面が表示されて起動できないケース。カチカチという異音がパソコン本体から発生していたものの、問題なく利用できていたため使用を継続。その後、起動するとエラー表示が出るようになりました。確認したところ、ヘッドクラッシュによってヘッドとディスクが損傷していることがわかりました。
修復処置を行い、データ復旧ができました。

4 正しい知識でトラブルから大切なデータを守ろう

パソコンのトラブルにはさまざまな原因がありますが、まずは落ち着いて状況を把握することが大切です。原因に合わせて正しい対処を行うことで、症状の悪化やデータの消失を防げる可能性が上がります。
ただし、不用意に操作を繰り返すと復旧が難しくなる恐れがあります。
大切なデータが消えてしまった場合や、自力での対処に不安がある時は、無理をせず専門業者に相談するのがおすすめです。

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