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Web上の画像(写真)を保存するには? 保存できない際の対処法と合わせてデバイスごとに解説

お役立ち知識
更新:2023.09.19
Web上の画像(写真)を保存するには? 保存できない際の対処法と合わせてデバイスごとに解説

Web上の画像(写真)を保存するには?
保存できない際の対処法と合わせてデバイスごとに解説

インターネットやSNSを閲覧していて、きれいな画像や面白い写真が見つかると、保存して楽しみたいと思ったことがある方は多いはずです。スマートフォンやパソコンに、お気に入りの画像や写真を保存するにはどのような操作が必要で、データはどこに保存されるのでしょうか。
この記事では、画像を保存する手順や保存できなかった際の対処法などを、各デバイス別にご紹介します。

1 Web上の画像(写真)を保存する方法
1-1 スマートフォンの場合
1-2 パソコンの場合

2 画像が保存できない場合の対処法
2-1 画像にロックがかかっている
2-2 空き容量が足りない
2-3 写真を保存できない設定になっている

3 保存した画像が見つからない場合はアプリの確認を

4 スマホ内の写真は他の場所にも保存しよう

5 お気に入りの画像(写真)をたくさん保存しよう

■Web上の画像(写真)を保存する方法

画像データや写真を保存したい場合、どのような操作を行って保存するのでしょうか。ここでは、スマートフォンの場合とパソコンの場合に分けて、画像データを保存する手順をご紹介します。

1.スマートフォンの場合
iPhone、Androidのどちらも、Webサイトなどにある画像を保存する基本的な方法は、表示された画像を長押しすることです。
Google ChromeやSafariといったブラウザアプリを立ち上げ、画面上の画像を長押しすると、Androidでは「画像を保存」、iPhoneでは「“写真”に追加」または「イメージを保存」と表示されます。その表示をタップすると、画像のダウンロードが実行されます。
またLINEやTwitterなどの一部アプリでは、画像を開いた際に表示される「保存」ボタンを押すことで、画像データの端末への保存が可能です。

2.パソコンの場合
パソコンの場合は、以下の手順で画像の保存を行ってください。

【Windows10の場合】
1.保存したい画像を右クリックして、表示されたメニューから「名前を付けて画像を保存」を選択する
2.ファイル名とファイルの保存場所を指定し「保存」ボタンをクリックすると、保存が実行される

【Macの場合】
1.「Control」キーを押しながら、保存したい画像をクリックする
2.「イメージを“ダウンロード”に保存」「イメージを別名で保存」または「イメージを“写真”に追加」のいずれかを選択すると、データの保存が行える

画像によっては、デスクトップ上へのドラッグ&ドロップでも保存が行えます。

■画像が保存できない場合の対処法

ご紹介した方法で画像を保存しようとしても、保存できない場合があります。ここでは、画像データが保存できない場合に考えられる原因と、その対処法をご紹介します。

1.画像にロックがかかっている
Webサイトによっては、ロックをかけて画像が保存されないように設定していることがあります。たとえば、写真や動画をメインにしたSNSサイトであるInstagram(インスタグラム)にアップされた写真は、ダウンロードできません。

そのような場合には、表示された画面を撮影できる「スクリーンショット機能」を活用して、画像の保存が行えます。iPhoneの場合は「サイドボタン」と「音量を上げるボタン」か、「サイドボタン」と「ホームボタン」を同時に押すことでスクリーンショットが可能です。Androidは機種によってスクリーンショットの方法が異なるため、メーカーのサイトなどで手順を確認しましょう。

パソコンの場合、Windowsでは「Windows」+「Shift」+「S」キーを同時押ししてから、画像として取り込みたい箇所をマウスでドラッグして選択すると、クリップボードに保存されます。その後、「ペイント」などのアプリを開いてデータを貼り付け、画像を保存しましょう。
Macの場合は「shift」+「command」+「4」キーを同時押しして、画像として取り込みたい箇所をドラッグして選択するだけで、デスクトップにスクリーンショットが保存できます。

2. 空き容量が足りない
ストレージの空き容量が足りずに、データを保存できなくなっている場合もあります。画像を保存できなかったときは、ストレージの容量に空きがあるか確認してみると良いでしょう。容量が不足していたのであれば、不要なデータを削除したり、他の場所へデータを移動させたりする必要があります。

3.写真を保存できない設定になっている
スマートフォンでは、使用するブラウザやカメラなどのアプリにストレージの利用権限を与えていなければ、写真や画像の保存ができません。
アプリの権限設定の問題で写真を保存できない場合は、以下の方法でアプリに権限を付与できます。

【Androidの場合】
1.「設定」→「アプリと通知」→「アプリの権限」の順にタップする
2.アプリを選択して、ストレージの権限をオンにする

Androidの機種やOSによって、項目名は異なる場合があります。

【iPhoneの場合】
1.「設定」→「プライバシー」→「写真」の順に選んで操作画面を切り替える
2.画像を保存できないアプリを選択してアクティブな状態にする

■保存した画像が見つからない場合はアプリの確認を

保存したはずの画像が見つからない、どこに保存されたかわからないということも考えられます。そのような場合は、以下の手順で保存先の確認を行いましょう。

【Androidの場合】
「ダウンロード」アプリ、または「ギャラリー」や「アルバム」「フォト」などのアプリを順に開いて、どこに目的の画像が保存されているか確認しましょう。
もしその手順で見つからない場合、「ファイルマネージャー」からも確認を行えます。標準では、サイトからダウンロードしたデータは「Download」フォルダ、内蔵カメラで撮影した写真は「DCIM」フォルダに格納されています。

【iPhoneの場合】
iPhoneでは、画像は「カメラロール」に保存されています。確認するには「写真」または「カメラ」アプリを開いて、目的の画像を探してみてください。

■スマホ内の写真は他の場所にも保存しよう

スマートフォンのカメラで撮影した写真や、ダウンロードした画像が多くなると、データ容量の空きが不足してしまいます。また、スマホが故障して保存データが読み込めなくなったり、画像データが失われたりすることも考えられるでしょう。

大切な画像データはスマホ本体だけでなく、外付けHDDやクラウドストレージ、パソコンの内蔵ストレージなど、他の場所にも保存しておくことが大切です。
たとえば、容量の大きい画像は大容量の外付けHDDに移す、すぐに見返したいものはスマホ本体とクラウドへ保存するなど、データの種類や用途で保存先を使い分けると、便利に写真を保存できます。

■お気に入りの画像(写真)をたくさん保存しよう

カメラ機能で写真を撮って保存するほか、Web上の画像データの保存にも、スマートフォンやパソコンを活用できます。お気に入りの画像を集めておくために、具体的な保存の手順や保存できないときの対処法を覚えておくと便利です。
また、スマートフォンはデータ容量が小さいなどの弱点があるので、パソコンや外付けHDD、クラウドサービスなども活用して、複数の場所にデータを保存しておくと、より安全にデータ保存を行えます。
スマートフォンやパソコンを活用して、お気に入りの画像をたくさん保存しましょう。

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