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HDDのファイル転送が遅い・止まる原因は?
個人でできる6つの対処法

HDDトラブル・基礎知識
更新:2024.05.01
HDDのファイル転送が遅い・止まる原因は?<br>個人でできる6つの対処法

パソコンの使用中に、内蔵HDD(ハードディスク)や外付けHDDに保存したデータの読み取りが遅くなる、ファイル転送が止まってしまうといった不具合が起こることがあります。
HDDの動作に不具合が起きている時は、深刻な障害が発生している可能性もあるため注意が必要です。
ここでは、HDDのファイル転送が遅かったり、止まったりする原因と、個人で行える対処法をご紹介します。

目次– 読みたい項目からご覧いただけます。

1 HDDのファイル転送が遅い・止まる時の対処法

HDDのファイル転送が遅い・止まってしまう原因は1つではありません。的確に対処するには、原因を把握することが大切です。
HDDのファイル転送に問題が起きる主な原因と、その対処方法をご紹介するので、トラブル時の参考になさってください。

1-1 不要なデータを削除する

HDDの空き容量が足りないと、ファイル転送の速度が遅くなることがあります。内蔵HDDの場合は、パソコンのパフォーマンスが落ちる要因にもなるため、不要なデータは削除しておきましょう。
たくさんのデータを保存している方は、使用していないソフトや容量が大きいファイル、古いバージョンのプログラムなどを削除して空き容量を確保し、転送速度が改善するか試してみてください。

使用頻度は低いものの、手元に残しておかなければいけないデータは、別の外付けストレージやクラウドストレージに移動させるのもおすすめです。

1-2 別のUSBケーブルやポートで接続してみる

外付けHDDのファイル転送で不具合が起きている場合は、HDD本体ではなく、USBケーブルやパソコンのポートが原因の可能性もあります。
ケーブルを替えたり、異なるポートに接続したりして、不具合が解決するか試してみるのも有効です。

転送が止まるのではなく速度が遅い時は、USB 5Gbps(USB 3.0、USB 3.1 Gen1、USB 3.2 Gen1)やUSB 10Gbps(USB 3.1 Gen2、USB 3.2 Gen2)に対応したケーブルやポートを使ってみるのもおすすめです。
外付けHDDがそれらに対応している場合に限られますが、転送速度の高速化が見込めます。

また、電力不足が原因で外付けHDDが正常に動作しないことも考えられます。セルフパワータイプのUSBハブやドッキングステーションを使用して、電力供給を安定化させるのも、対処法のひとつです。

1-3 実行中の作業を減らす

HDDに掛かる負荷が大きくなると、ファイル転送などの処理速度が落ちてしまうことがあります。ファイル転送が遅い、頻繁に止まるなど、処理速度に問題があると感じた際は、実行する操作を最低限にとどめてみましょう。

一度に転送するファイルを減らす、ファイル転送中に他のデータを開くのを控えるなどが一例です。作業を減らしてデータ処理速度が改善するのであれば、同時に行う作業数が多すぎたことが不具合の原因だと判断できます。

1-4 デフラグを行う

HDDを長く使用し続けると、削除したり、保存したりを繰り返すことで、データがさまざまな場所に分割される「断片化」が起こります。断片化はHDDのパフォーマンスが落ちる原因になるため、デフラグ(最適化)を行って解消することが大切です。
HDDのデフラグを行う手順は、以下のとおりです。

【デフラグの手順(windows 10/11の場合)】
1.「スタート(windows)」ボタンをクリックしてアプリの一覧を表示する
2.「Windows管理ツール」(11では「Windowsツール」)⇒「ドライブとデフラグの最適化」の順にクリックする
3.「ドライブの最適化」画面が表示されるので、デフラグを行いたいドライブ名を選択して「最適化」をクリックする
4.「現在の状態」欄に「OK(最後に実行してから0日)」と表示されたら完了

1-5 ファイルシステムを変える

外付けHDDが「FAT32」というファイルシステム(形式)でフォーマットされていると、4GBを超えるデータは保存できません。外付けHDDの空き容量が十分あるにも関わらず、容量4GB以上の大きなファイルを取り扱えない時は、ファイルシステムの変更を行いましょう。
Windowsパソコンの場合は「NTFS」または「exFAT」という形式に変えることで、4GB超のデータも保存できるようになります。

ファイルシステムを変更すると、保存していたデータは全て消えてしまいます。外付けHDDに重要なデータを保存している時は、事前に別のストレージにバックアップしてからファイルシステムの変更を行ってください。

【ファイルシステムの変更方法】
1.外付けHDDをパソコンに接続する
2.「エクスプローラー」⇒「PC」の順にクリックする
3.ファイルシステムを変更したいドライブを右クリックして、表示されるメニューから「フォーマット」を選択する
4.「ファイルシステム」欄をクリックして「NTFS」または「exFAT」を選択する
5.「開始」ボタンをクリックするとメッセージが表示されるので、内容を確認して「OK」をクリックする
6.「フォーマットが完了しました」と表示されたら「OK」をクリックして完了

1-6 ドライバーを更新する

外付けHDDのドライバーが古いと、ファイルコピーや転送といった機能が正常に動かない可能性があります。コピーや転送で不具合が見られる時は、ドライバーを更新してみるのも有効です。

外付けHDDに重要なデータを保存している時は、事前に別のストレージにバックアップしてからドライバーの更新を行ってください。

【ドライバーの更新方法(windows 10/11の場合)】
1.「スタート(windows)」ボタンを右クリックして、「デバイスマネージャー」を選択する
2.「ディスクドライブ」を展開して外付けHDDを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択する
3.「ドライバーを自動的に検索」を選択し、画面の指示に従って操作を続ける

「ドライバーの更新」ではなく、「ドライバーのアンインストール」を選択してからパソコンを再起動する方法でも、ドライバーの更新を行うことが可能です。

2 問題が解決しない時は専門業者に依頼しよう

ご紹介した方法を試しても問題が解決しない時は、HDDそのものが故障している可能性があります。まだHDDを使えるうちに、別のストレージにデータをバックアップしておきましょう。

動作がおかしいHDDを、そのまま使い続けるのは厳禁です。HDDに負荷が掛かり続けた結果、完全に故障してデータを取り出せなくなる恐れがあります。
データの読み取りに不具合が生じた時は使用をやめて、データ復旧の専門業者に依頼するのがおすすめです。個人で無理に対処するよりも高い確率で、データを取り戻すことができます。

3 HDDに不具合がある時の操作は注意が必要

HDDは、さまざまなことが原因で故障してしまうものです。急に壊れてデータが読み取れなくなる場合もあるため、日頃からバックアップを取っておくと良いでしょう。

また、異常が起こっているHDDをそのまま使い続けた結果、データが完全に消えてしまう恐れも捨てきれません。大切なデータを保存しているHDDに不具合が見られる時は、むやみに操作するのは控えて、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。

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