データ復旧お役立ちコラム

HDDのデータは自力で復元できる?
注意点を知っておこう

HDDトラブル・基礎知識
更新:2023.10.26
HDDのデータは自力で復元できる?<br> 注意点を知っておこう

パソコンのHDD(ハードディスクドライブ)に、大切なデータを保存しているという方は多いでしょう。しかし、HDDは永遠にデータを保存できるものではありません。 使用を続けるうちに経年劣化などが原因でデータが破損したり、開けなくなったりすることもあります。 そのような際は、保存していたデータを復元させるために、慌てずに適切な対処を行うことが大切です。
今回は、内蔵・外付けを問わず、HDDのデータが消える原因やデータ復元の可能性を上げるためのポイント、具体的な復元方法をご紹介します。

目次– 読みたい項目からご覧いただけます。

1 HDDのデータは復元できる?

パソコンを操作している時に、誤ってデータを消してしまうミスは、誰でも起こす可能性があります。 誤操作などが原因で消えてしまったHDDのデータは、状況次第では復元することが可能です。
消去したデータは、画面上で見えなくなっただけで、HDD上から完全に消えるわけではありません。 内蔵、外付けを問わず、データが消えてすぐなら復元できる可能性があります。 ただし、削除したデータが別のデータで上書きされてしまった、HDDが物理的に故障しているといった場合は、データを復元できる可能性は低くなってしまいます。

2 HDDのデータが消える原因

HDDのデータが消えてしまったり、データにアクセスできなくなったりするトラブルには、複数の原因が考えられます。
ここでは、HDDからデータが消える原因や、それぞれの具体的な症状についてご紹介します。

2-1 物理障害

HDD自体が物理的に破損している状態が「物理障害」です。落下による衝撃や水没、熱暴走、落雷によるショート、経年劣化などにより発生します。
物理障害が発生すると、OSが起動しない、HDDが認識されない、エラーメッセージが出るなど、ほとんどの場合でパソコンが正常に動作しません。

物理障害からの復旧には本体の分解やパーツ交換などが必要になるため、自力で行うのは困難です。

2-2 論理障害

HDD本体には異常がないものの、内部データの破損やファイルシステムに障害が発生している状態が「論理障害」です。 誤操作によるデータの削除や上書き、フォーマット(初期化)、データ読み書き中の電源遮断などが原因で発生します。 コンピュータウイルスによる不具合も、論理障害のひとつです。
軽度な論理障害の場合は、データ復旧ソフトを用いることでデータを復元できる可能性があります。

2-3 ケーブルの接触不良

HDDが認識されずにデータを読み書きできない場合は、パソコンのマザーボードとHDDをつなぐケーブルの破損や接触不良も原因として考えられます。 外付けHDDであれば、USBケーブルの破損や端子の接触不良が考えられるでしょう。
また、データの読み書き中にケーブルを抜いてしまうのも、データ破損の原因となります。

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3 データ復元の確率を上げるためのポイント

前述のとおり、HDD内のデータは、状況次第では復元できる可能性があります。 HDDの障害発生が疑われる時は、HDD本体の取り扱いに注意が必要です。 データ復元の確率を少しでも上げるために、以下のポイントを覚えておきましょう。

3-1 電源のオンオフを繰り返さない

HDDの故障が疑われる場合は、電源のオンオフやパソコンの再起動を繰り返さないことが大切です。 HDDに負荷がかかることで状態が悪化し、深刻な障害につながる可能性もあります。
また、故障に気付いたら急いで電源を落とし、パソコンへの通電を止めることも大切です。 通電を続けるとデータの読み込みや上書きが行われ、データ復元が困難になる恐れがあります。

ただし、ケーブルの接触不良が原因でHDDに問題が起きている時は、ケーブルを抜いてから挿し直すことで、問題が解消することも考えられます。

3-2 フォーマットも厳禁

外付けHDDをパソコンに接続した時に、「フォーマットしますか?」というメッセージが表示されても、フォーマット(初期化)を行うのは避けましょう。 万が一フォーマットを行ってしまうと、HDD内部に保存していたデータが全て消えてしまい、復元の難易度が上がってしまいます。

3-3 他の媒体とつなげない

ウイルス感染が原因で、HDDが故障している可能性もあります。 ウイルス感染の拡大を招く恐れがあるため、内蔵HDDに障害が疑われる場合は、USBメモリや外付けHDDなどを取り外すことが重要です。
外付けHDDで障害が発生している場合は、他のパソコンに接続することは避けましょう。

3-4 HDDを分解しない

個人でHDDを分解することも避けましょう。 HDDは、内部にほこりが1つ入っただけでも破損を招く可能性がある精密機器で、分解するには専門的な知識と技術力、設備、備品が必要になります。 個人で無理に分解を試みると、状態が悪化するリスクが高いです。 また、一度でも分解してしまうと、メーカー保証を受けられなくなってしまう点にも注意が必要です。

3-5 起動する時はバックアップを取る

HDDに異変は見られるものの、正常にパソコンが認識している時は、すぐに新しいHDDやクラウドストレージにバックアップを取るのも有効です。 完全に故障する前にバックアップを取っておけば、データが消えてしまうのを防ぐことができます。

4 HDDのデータを復元する方法

HDDに障害が発生しても、場合によってはデータを復元できる可能性があります。 ここでは、HDDのデータを復元する方法をご紹介します。

4-1 データ復旧ソフトを利用する

障害の原因が軽度の論理障害で、パソコン本体は問題なく起動できるのであれば、データ復旧ソフトを使ってデータを復元できる可能性があります。
フリーソフトから有料版まで数多くのデータ復旧ソフトがあり、専門業者に依頼するよりコストを抑えられる点が特長です。 データ復旧ソフトは、種類によって対応できる障害の範囲が異なります。 用意する時は、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • データ復旧ソフトで対応できる障害か
  • 使用しているOSや機器に対応しているか
  • ソフトの安全性や信頼性は高いか

ただし、ソフトを使うことでデータが上書きされたり、物理障害が生じているHDDの場合は障害の悪化につながったりする恐れがあります。 データを復元できる確率が下がることもあるため、大切なデータが保存されている場合は注意してください。

特に、MacBookは対応しているデータ復旧ソフトがWindowsに比べると少ない傾向にあります。 Mac用の外付けHDDに問題が発生した時は、無理せず以下の方法を試すのがおすすめです。

4-2 専門業者に相談する

自力でデータ復元を行おうとすると、かえって状態が悪化し、データが失われるリスクがあります。 自力での対処に自信がない、大切なデータを保存しているという場合は、専門業者に相談するのがおすすめです。
専門業者に依頼すれば、自力で対処するよりも、データを復元できる可能性が上がります。

ただし、業者によって技術レベルや対応できる障害の範囲は異なります。 データ復元を依頼する際は、信頼のおける確かな技術力と実績を持つ専門業者を選ぶことが大切です。

5 HDDのデータを復元するなら専門業者に依頼するのがおすすめ

HDDは精密機器のため、データの破損や消失といったトラブルは常に起こる可能性があります。 障害が疑われる場合は、データ復元の可能性を上げるためにも、すぐに使用を中止することが大切です。
また、自力でデータを復元する方法もありますが、絶対にデータを取り戻せるとは限りません。 HDDに大事なデータを保存している場合や、自力での対処に自信がない場合は、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

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