データ復旧サービス導入事例

岐阜バッテリー販売

岐阜バッテリー販売 顧問 成田良司氏にロジテックのデータ復旧サービスを活用した理由と経緯について詳しく聞きました。

定年後に再就職し、パソコンを使って在宅勤務しています。
ある日、作業データを格納したハードディスクが壊れてしまいました

岐阜バッテリー販売
■対象ハードディスク
LACIE LCH-MN1TU3
■OS
不明
■復旧スケジュール
解析開始~調査報告 2013/09/06 ~ 09/09
復旧開始~復旧終了(発送) 2013/09/19 ~ 09/25
岐阜バッテリー販売について

岐阜バッテリー販売は各種蓄電池(バッテリー)を販売している企業です。
本社は岐阜県羽島郡、支店は東京都台東区。設立は昭和43年です。

在宅勤務用データの復旧を依頼

今回、岐阜バッテリー販売ではロジテックにどのようなデータ復旧を依頼したのでしょうか。

今回、ロジテックには、私の在宅勤務用ハードディスクのデータ復旧を依頼しました。

現在、私は岐阜バッテリー販売の顧問として、千葉県柏市の自宅で在宅勤務をしております。そこで使っているデスクトップパソコンの外付けハードディスクが故障し、データが読めなくなったので、ロジテックに復旧を依頼した次第です。

完全在宅勤務。会社とはメールと電話のみで連絡

在宅勤務の内容と、その勤務でのパソコンの役割を教えてください。

私は岐阜バッテリー販売に入社する前は、ある企業の資材部(購買部)に勤務していました。その会社で65歳の定年を迎えた後、縁あって岐阜バッテリー販売の顧問として再就職しました。

勤務形態は、完全な在宅勤務です。毎週、月火水金の四日間、合計しておよそ25時間程度、家の用事の合間を縫いながら働いています。業務内容は、本社の数字分析、業績傾向、業務課題の分析、業者選定、顧客紹介、各種業務へのアドバイスなど、すべてデスクワークです。

わたしは千葉県柏市に在住していますが、本社は岐阜県羽島郡にあり、互いに遠く離れているので、業務上の連絡、報告、成果物の提出は、すべて電話、メール、DropBoxなどツール類を通じて行います。顔を合わせて、話し合うことは、年に2回~3回程度です。

資材部での業務を通じてパソコンに習熟

成田様は昔からパソコンは得意なのですか。

不得意ではないと思いますが、特にパソコンが趣味というわけではありません。パソコン技術はすべて仕事を通じて覚えました。パソコンにはじめて触ったのは約30年前、当時はエクセルもまだなく、NEC PC98シリーズとMS-DOSの上で、Lotusを使っていました。

資材部という仕事では、表計算ソフトなどを使いこなして、膨大な情報を管理しなければなりません。他部署や上司から、「5年前のあのデータを出してくれ」、「7年前のあの仕事、どこの業者にいくらで発注したのか調べてくれ」など、過去データの照会を求められることも頻繁にありました。

その経験を通じて、古いデータを保管しておくことの重要性、バックアップの重要性についても学びました。

今回、ロジテックにデータ修復を依頼したLACIEの外付けハードディスクは、3年前に岐阜バッテリー販売に再就職すると決まったときに、DELLのデスクトップパソコンと一緒に購入したものです。

以来、バックアップは、毎日、実施していました。パソコンでの仕事は、ある一つのフォルダだけで行い、一日の作業が終わったら、そのフォルダを丸ごと外付けハードディスクへ手作業でコピーします。一日の仕事のしめくくりは必ずバックアップ。そう習慣づけていました。

ところが、在宅勤務を始めて3年目の8月のある日、その外付けハードディスクが突然、認識できなくなってしまいました。これは困ったと頭を抱えました。

バックアップが役に立たなかった理由

毎日バックアップしていたのだから、そこからデータを復活させればよかったのでは。

理屈上はそうなのですが、私は運用ミスをしており、そうはいきませんでした。私はある時期から、何を勘違いしたのか、日常の作業を、外付けハードディスクの方で行っていたのです。本来なら内蔵ハードディスクが「主」で外付けディスクが「副」であるはずが、それを逆転させてしまっていました。

外付けハードディスクが壊れたときには、「今まさに作業中のデータ」が消えてしまったのです。

このデータは必ず復旧させねばなりませんが、どうしていいのか見当がつきませんでした。前職の資材部時代にもデータの消失を二度ほど経験したことがありますが、その時は本社の情報システム部門が助けてくれたので支障ありませんでした。しかし、今回は自分で何とかしなければなりません。

ケーブルを接続し直したり、再起動を繰り返したりしましたが、やはりだめ。ネットを検索して、フリーのデータ復旧ソフトを使うことも考えましたが、信頼性が低いので、見送りました。

会社と協議の上、データを復旧

その後、どのような行動を取ったのでしょうか。

私が調べうる範囲では、万策尽きた感がありました。しかたなく岐阜本社の担当者に、事情を説明し、相談したところ、本社の方でロジテックのデータ復旧サービスを見つけてきてくれました。ロジテックなら、私としても知っている会社なので、安心感がありました。

その後、データは無事復旧されて戻ってきました。データ復旧のような大仕事は2ヶ月ぐらいかかるのかと思っていましたが、数日で戻ってきたので、驚きました。必要なデータはすべて復旧されており、無事に在宅勤務を再開することができました。

今回の痛い経験を通じて、データ保全に対する意識がさらに高まりました。在宅勤務では、パソコンとネットワーク、業務データを格納したハードディスクは欠くべからざる業務ツールです。今後とも、さらに仕事のやり方、パソコンの使い方を工夫し、会社と社会とに貢献できるよう努めていきたいと思います。

ロジテックさん、今回は大事な業務データを復旧していただきありがとうございまいた。

ロジテック技術者より
コメント

どのような技術対応を行ったか
専用装置にてハードディスクから記録情報を抽出し、取得情報への走査解析を行い、データを抽出いたしました。
今回の修復をふりかえって
ハードディスクの物理的な状態は良好でしたが、ファイル管理情報が損傷を受ける、いわゆる論理障害が発生していました。管理情報を修復することにより、データを障害前の状態におおむね復旧できたと推察します。 今後のバックアップに関しては、バックアップソフト等を活用し定期的なバックアップをとるか、あるいは複数の媒体へ保存するのが良いかもしれません。
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