親機／子機を意識せずに使えるニュータイプのPLCイーサネットアダプタ！
既存の電源コンセントに接続するだけでネットワークを利用可能。

ロジテックのネットワーク製品群の中に「PLC（Power Line Communication：広帯域電力線搬送通信設備）」に対応した、UPA規格準拠の新しいタイプのPLCイーサネットアダプタ「LPL-TXシリーズ」が登場しました。

「PLC」はご家庭やオフィス内の電力線を使用し、PLCイーサネットアダプタのACプラグを既存の電力線のコンセントに差し込むだけで、簡単にネットワークを構築でき、インターネットやパソコン同士のデータ交換などに利用できます。既存の電力線を使用しますので新規のLAN工事の必要もなく、LANケーブルを敷設する手間もコストもかかりません。ロジテックでは、PLC関連の製品をシリーズ展開し、様々な機器を追加してまいります。

PLCではネットワーク内に「親機」が必要で、データは必ず親機を経由して通信するようになっていますが、多くのPLC機器が使用している規格では、この「親機」を手動で設定する必要がありました。

これに対して「LPL-TXシリーズ」は、PLCの中でも「UPA規格」に準拠し、「リピータ機能（スマートルーティング）」により、親機の割り当てを自動的にするという、従来規格にはない大きなメリットを持った製品です。この機能により、利用者自身が親機と子機の距離関係を意識したうえで親機を手動で設定する、といった必要がなくなりました。

さらに、従来規格では「親機」を手動で設定する必要があるだけでなく、親機と子機の距離が長くなると通信ができなくなるので、3台以上のPLCイーサネットアダプタを設置する場合は、親機と子機の距離を考慮しながら親機の設置位置を決め、接続できるか試しながら手動で親機を設定する必要がありました。一方、「LPL-TXシリーズ」なら隣接するアダプタ同士が通信可能であれば、あとは自動的に親機を設定し、ネットワーク全体が利用可能になります。

また、電源が切れていたり、故障などで親機と通信できない場合でも、別の子機が自動的に親機として設定され、ネットワークへの影響を最小限に抑えることができるなど、従来規格に比べ使い勝手が大幅に向上したPLCイーサネットアダプタとなっています。

「LPL-TXシリーズ」は、同じ電力線系統には、最大「16台」までのアダプタを接続することが可能です。ネットワークIDなどの設定は、Webブラウザ画面から簡単に設定できます。また、データの暗号化機能を標準で搭載していますので、無線LANのようにさまざまなセキュリティ設定をする必要はなく、安心してインターネットやデータのやり取りができます。常時稼働でも静かなファンレス設計で、ホームユースからオフィスユースまで幅広い環境で、電力線を利用した省コストのネットワークを実現します。

2台セットモデルの「LPL-TX/S」をご購入いただくと、設定が一切不要でネットワーク機器をつなぐだけですぐに使用できるようになります。

• PLC（Power Line Communication：広帯域電力線搬送通信設備）に対応した100BASE-TX/10BASE-T対応のイーサネットアダプタで、本製品は「UPA規格」に準拠。
• 家庭やオフィスの既存の電力線を使用し、ACコンセントに差し込むだけでLANを構築可能で、ネットワーク機器同士をつなぐLANケーブルの敷設が不要。
• 「LPL-TX/S」はアダプタ本体が2台入ったセットモデル。2台で使用する場合は設定が一切不要。
• 「リピータ機能（スマートルーティング）」を搭載し、自動的に親機／子機を割り当て可能。ユーザー側で親機／子機を意識したり、親機を手動で設定する必要がありません。
• 多くのPLCアダプタが親機と子機の距離を考慮したうえで親機の設置場所を考える必要があるのに対し、本製品は「リピータ機能（スマートルーティング）」により、隣接するPLCアダプタ同士が通信可能であればネットワーク全体を利用可能。
• 親機の電源が切れていたり 親機が故障しても「リピータ機能（スマートルーティング）」により、別の子機が自動的に親機として設定され、ネットワークへの影響を最小限に抑えることが可能。
• 標準でデータの暗号化機能を装備し、無線LANのような面倒なセキュリティ設定は不要。
• 同一電力線系統内に最大16台のアダプタを設置可能。
• 各種設定はWebブラウザ画面から設定可能。
• 常時稼働でも静かなファンレス設計。

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