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2003年10月22日 発表

簡単操作で高セキュリティ! 新コンセプト無線LANシステムを発売!
スマート認証等、数々の新機能により不正侵入/盗聴などの問題を解決します!

LWN-A54APS/ACB , LWN-A54CBS , LWN-BF16U , LWN-QAT1D

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簡単な操作で高度なセキュリティをご提供する、新コンセプトの無線LANシステムを発売します。「スマート認証」対応の「無線LANアクセスポイント」と「無線LANカード」、および「指紋認証ユニット」の組み合わせにより、高いセキュリティを実現し、かつ導入や運用が容易な無線LAN環境を構築可能です。

ロジテック株式会社(本社:東京都台東区 代表取締役社長:高木英亮)は、簡単な操作で高度なセキュリティをご提供する、新しいコンセプトの無線LANシステムを発売します。無線LAN環境の急激な広がりとともに、不正侵入や盗聴などが問題視されていますが、ロジテックがご提供する無線LANシステムでは、数々の新機能により不正侵入/盗聴などの問題を解決します。

新無線LANシステムは、「無線LANアクセスポイント」と「CardBus対応無線LANカード」で構成されます。ともに、54Mbpsの高速データ伝送が可能で混信やノイズに強い「IEEE802.11a(5.2GHz帯)」と、遮蔽物に強く屋外でも使用可能な「IEEE802.11b(2.4GHz帯)」の2つの通信規格に対応しています。「スマート認証」「LDLS認証」「AES暗号化方式」「指紋認証ユニット併用可能」などの機能を搭載し、高いセキュリティを実現し、かつ導入や運用が容易な無線LAN環境を構築可能です。RADIUSサーバ等を必要しませんので、手間やコストかけずに無線LANの不正侵入や盗聴を防止したい、SOHO環境に最適なモデルです。


−−− スマート認証とLDLS認証よる高度なセキュリティをご提供します。 −−−

Logitecのスマート認証対応製品は、IEEE802.11無線LANの問題点であるセキュリティ(不正侵入,盗聴)の脆弱性を解決し、かつ無線LANの設定を「アクセスポイントに無線LANカードを装着する」という簡単な作業で実現した、独自の機能を持つ製品です。利用するユーザーを特定するための認証サーバを導入することなく、高度なセキュリティを簡便な方法で実現していますので、導入や維持管理に要する手間やコストを大幅に軽減することができます。

スマート認証対応製品では、「IEEE802.1X EAP/TLS+RADIUSサーバ」で行われている認証の考え方を、「アクセスポイントに実装」しています。「電子証明書」および「公開鍵(PKI)」を生成して発行する機能(CA局:証明書発行局としての機能)を搭載し、「電子証明書」および「公開鍵(PKI)」を使用した認証を行います。さらに、セッション毎に「共通鍵」を生成して、強力な「AES暗号化方式」による安全な通信環境を提供します。「スマート認証」および「LDLS認証」により、これらの機能を実現しています。


■シリーズ名 :Net Skylink

■製品名称  :スマート認証対応 無線LANアクセスポイント+CardBus対応無線LANカード
■製品型番  :LWN-A54APS/ACB
■標準価格  :\ 138,000
■JANコード  :49 92072 76012 7
■発売時期  :平成15年10月下旬(予定)

■製品名称  :スマート認証対応 IEEE802.11a/b準拠 CardBus対応無線LANカード
■製品型番  :LWN-A54CBS
■標準価格  :オープンプライス
■JANコード  :49 92072 76008 0
■発売時期  :平成15年10月下旬(予定)

製品写真 ■製品名称  :USB指紋認証ユニット
■製品型番  :LWN-BF16U
■標準価格  :\ 19,800
■JANコード  :49 92072 78004 0
■発売時期  :平成15年11月上旬(予定)
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製品写真 ■製品名称  :2.4/5GHz帯対応 外部指向性アンテナ
■製品型番  :LWN-QAT1D
■標準価格  :オープンプライス
■JANコード  :49 92072 76016 5
■発売時期  :平成15年10月下旬(予定)
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■簡単な操作で高いセキュリティを実現する「スマート認証機能」と
  「LDLS(Logitec Datalink Layer Security)認証機能」を搭載:


「スマート認証」では、無線LAN導入時の面倒な設定作業を省くことができます。無線LANカードを装着するだけで設定が完了しますので、クライアントの導入や運用が非常に容易です。またスマート認証により強力なユーザー認証機能「LDLS認証」が行われますので、RADIUSサーバを必要とせず、高いセキュリティを実現することができます。

●装着するだけで必要な情報の転送を行う「スマート認証」
スマート認証対応アクセスポイントは、ローカルな「電子証明書」および「公開鍵(PKI)」を生成して発行する機能を搭載しています。スマート認証では、アクセスポイントにスマート認証対応無線LANカードを装着することにより、無線LANカードの「MACアドレス」がアクセスポイントに転送され、無線LANカードには電子証明書および公開鍵(PKI)が転送されます。同時に、「SSID」等の通信設定情報も転送されます。

●アクセス時にユーザー認証を行う「LDLS認証」
スマート認証を行った無線LANカードをパソコンに装着して通信を開始する際、アクセスポイントと無線LANカード間で「相互認証」を行い、通信へと移行します。アクセスポイント単体でユーザー認証を実現し、不正ユーザーのなりすましを防ぎます。

アクセス時、スマート認証で転送された電子証明書と公開鍵により「PKI方式」の相互認証が行われます。認証確認後、DH(Diffie-Hellman)アルゴリズムによりセッション毎に「共通鍵」を生成し、「セッションキー」としての「秘密対称鍵」をアクセスポイントとクライアント間で共有させます。セッションキーを元に「AES暗号化方式」による暗号化通信を開始します。LDLS認証は、第2層(データリンク・レイヤー)で行われますので、第3層以上の認証機能(NTドメイン認証等)に影響を与えることがありません。


■スマート認証による導入/運用の簡易化:

「スマート認証」では、無線LANカードをアクセスポイントに装備された「PCカードスロット」に装着するだけで、設定パラメータの受け渡しが行われます。このため、ユーティリティなどを起動して、面倒な入力を行う、といった作業は不要です。スマート認証終了後、クライアントパソコンにドライバのインストールを行い、無線LANカードをセットするだけで、高いセキュリティを持つ通信が可能です。

複数の無線LANカードを導入する場合は、順次無線LANカードのスマート認証を行い、クライアントパソコンにドライバのインストールを行うだけで作業は終了です。無線LANカードの追加も、非常に簡単に行うことができます。導入や維持管理に要する手間やコストを、大幅に軽減することができます。


■その他の特長(主なもの):

  1. WEPよりも更に強力な「AES暗号化方式」を搭載しています。通信はブロック方式の「128bit AES-OCB」で行われますので、ビットストリーミング方式の「WEP(RC4)」暗号と比較して、より強固で安全な通信が可能です。盗聴による情報漏洩を防ぎます。AESアルゴリズムはハードウェアで実装していますので、パフォーマンスの低下はほとんどありません。

  2. アクセスポイントに対する設定はWebブラウザ上から行いますが、設定を行うパソコンとの通信は「SSL(HTTPS)」で行われます。ローカルな電子証明書を用いたSSLで行われますので、盗聴の危険性を回避できます。

  3. 別売の「USB指紋認証ユニット:LWN-BF16U」を使用することにより、バイオメトリクス認証を利用した指紋認証を併用することが可能です。スマート認証の際にシステム管理者の指紋認証が必要となり、不正ユーザーがスマート認証に対応した無線LANカードを持ち込んだ場合でもスマート認証ができません。ネットワークへのアクセスができませんので、スマート認証の管理をより強固にすることができます。セキュリティ強化に役立ちます。

  4. 2台分のアクセスポイントの機能アクセスポイント1台で実現する、「デュアル/ダブルチャネルモード」を搭載しています。スマート認証システムに対応した無線LANカードを、アクセスポイントに装備された「PCカードスロット」に追加装着することにより、本機能を実現しています。

    「デュアルチャネルモード」
    アクセスポイント本体と追加した無線LANカードが、「異なる」無線周波数帯域を使用するモードです。IEEE802.11aクライアントとIEEE802.11bクライアントが混在する環境で便利なモードです。

    「ダブルチャネルモード」
    アクセスポイント本体と追加した無線LANカードが、「同じ」無線周波数帯域を使用するモードです。使用するチャネルがぶつからないように設定を行いますので、同時使用が可能です。クライアント数が多い環境など、アクセスの集中による通信速度の低下が懸念される場合に有効なモードです。

  5. 他にも、様々な環境や使い方に対応可能な機能を搭載しています。

    • クライアント間の通信を遮断する「プライバシーセパレータ(覗き見防止)機能」
    • 複数のアクセスポイント間でのパソコンの移動を可能にする「ローミング機能」
    • 電波の到達範囲を限定する「出力調整機能」(5段階に切り換え可能)
    • 意図しない不正アクセスを検知する「不正侵入検知機能」(ログで表示)
    • アクセスポイントで発生したエラーを表示する「システムエラーログ機能」
    • LANポートは「PoE(Power over Ethernet:IEEE802.3af準拠)」に対応
    • アクセスポイントに設定した情報をバックアップする「バックアップ機能」


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