4. セキュリティを設定する(無線の暗号化)

無線LANで使用するデータの暗号化などのセキュリティの設定方法について説明します。

WEPの設定

無線通信の暗号化セキュリティに「WEP」を使用します。

[ホーム]で[詳細設定(上級者向け)]を選択し、左のメニューリストから[無線LAN設定]→[セキュリティ設定]を選択します。

◆WEP選択時の設定画面

設定の手順

本製品および本製品に接続する、すべての無線子機は、各項目の設定値がすべて同一になっている必要があります。設定が一部でも異なっていると無線LANを利用できません。
[SSID選択]で、セキュリティ設定をする「SSID」を選択します。
[暗号化]で、[WEP]を選択します。
[キー長]でbit数を選択します。通常は128bitを選択します。
ご使用になる無線子機が64bitにしか対応していない場合などは、64bitを選択します。ご使用になる無線子機に1台でも64bitにしか対応していないものがある場合は、64bitしか使用できません。なお、64bitはセキュリティ性が低くお勧めできませんので、なるべく使用しないでください。
[キーフォーマット]で暗号化キーの入力形式を選択します。
  • ここで選択した形式の文字列で暗号化キーを設定します。
ASCII(5文字) キー長で64bitを選択した場合です。[暗号化キー]に、半角英数字5文字を入力します。
ASCII(13文字) キー長で128bitを選択した場合です。[暗号化キー]に、半角英数字13文字を入力します。
Hex(10文字) キー長で64bitを選択した場合です。[暗号化キー]に、16進数10文字を入力します。
Hex(26文字) キー長で128bitを選択した場合です。[暗号化キー]に、16進数26文字を入力します。
  • ※16進数とは、0〜9、a-fを組み合わせた文字列です。
[初期送信キー]で使用する暗号化キーのキー番号を選択します。
  • 暗号化キーは、1〜4までの4種類を登録しておくことができます。そのうちのどのキーを実際の無線LANで使用するかを選択します。
[暗号化キー]のうち、手順5 で選んだキー番号に、手順4 で選んだ入力形式で、文字列を入力します。
  • ASCIIの場合は大文字と小文字が区別されます。Hexの場合は大文字と小文字は区別されません。
オフィスユースなどで「802.1x認証」を使用している場合は、[802.1x認証を有効]をチェックします。
  • ホームユースなど通常はオフのまま変更しないでください。
すべての設定が終われば[適用]をクリックします。
「設定の保存に成功しました。」と表示されます。

●他の設定を続ける場合→[戻る]をクリックします。引き続き他の項目を設定します。
●変更した設定を保存して有効にする場合→[更新!]をクリックし、手順10 へ進みます。

「システムを再起動しています。しばらくお待ちください。」と表示されます。
[OK]にカウントが表示されます。カウントが0になり、ボタンが有効になれば[OK]をクリックします。
これで本製品のWEPによるセキュリティ設定は完了です。同じ設定を無線子機側にも設定してください。
  • 無線子機側の設定方法は、無線子機の説明書をお読みください。
   

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