4. セキュリティを設定する(無線の暗号化)

無線LANで使用するデータの暗号化などのセキュリティの設定方法について説明します。

WPAプレシェアードキーの設定

WPAプレシェアードキー(WPA-PSK)を使ってセキュリティ設定をします。WPA2-PSK/WPA-PSKは、小規模なネットワークでも安全度の高いセキュリティを簡単に実現できます。設定にあたっては、あらかじめ「共有キー」を決めておいてください。

本製品および本製品に接続する、すべての無線子機は、各項目の設定値がすべて同一になっている必要があります。設定が一部でも異なっていると無線LANを利用できません。
[ホーム]で[詳細設定(上級者向け)]を選択し、左のメニューリストから[無線LAN設定(11bgnまたは11an)]→[セキュリティ設定]を選択します。

◆WPA-PSK選択時の設定画面

[SSID選択]で、セキュリティ設定をする「SSID」を選択します。
[暗号化]で、[WPAプレシェアードキー]を選択します。
[WPAユニキャスト暗号スイート]で、暗号化の種別を選択します。
ご使用になる無線子機が対応している種別を選択します。本製品はWPA-PSKの場合は「TKIP」のみになります。
WPA(TKIP) WPA-PSKのうち暗号化形式に「TKIP」を使用します。本製品はWPA-PSKについては「AES」を選択できません。
WPA2(AES) WPA2-PSKのうち暗号化形式に「AES」を使用します。
WPA2 Mixed 無線子機にWPA-PSK (「AES」または「TKIP」)とWPA2-PSK (「AES」または「TKIP」)が混在している場合でも、この項目を選択しておくといずれの無線子機とも接続できます。また、無線子機がすべて「WPA2-PSK(TKIP)」の場合も、こちらを選択します。
[共有キーフォーマット]で、共有キーの入力形式を選択します。
パスフレーズ 半角英数字(8〜63文字)を使用できます。
Hex(64文字) 16進数64文字(固定)を使用できます。
  • ※16進数とは、0〜9、a-fを組み合わせた文字列です。
[共有キー]に、手順4 で選択した入力形式で文字列を入力します。
パスフレーズ 半角英数字(8〜63文字)を入力します。大文字と小文字が区別されます。
Hex(64文字) 16進数64文字を入力します。64文字固定です。大文字と小文字は区別されません。
すべての設定が終われば[適用]をクリックします。
「設定の保存に成功しました。」と表示されます。

●他の設定を続ける場合→[戻る]をクリックします。引き続き他の項目を設定します。
●変更した設定を保存して有効にする場合→[更新!]をクリックし、手順8 へ進みます。

「システムを再起動しています。しばらくお待ちください。」と表示されます。
[OK]にカウントが表示されます。カウントが0になり、ボタンが有効になれば[OK]をクリックします。
これで本製品のWPAによるセキュリティ設定は完了です。同じ設定を無線子機側にも設定してください。
  • 無線子機側の設定方法は、無線子機の説明書をお読みください。
   

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