1. インターネット接続設定(WAN側設定)

メニューの[WAN]メニューにある各設定項目の設定方法について説明します。

PPPoEの設定

プロバイダがPPPoE接続の場合の設定手順を説明します。通常のPPPoE接続以外に、Unnumbered PPPoE接続とPPPoEマルチセッション接続を選択できます。

PPPoE接続 ユーザーIDとパスワードを利用してインターネットに接続するサービスで、主に利用されているインターネットへの接続方法です。
Unnumbered PPPoE接続 プロバイダから取得した複数のWAN側IPアドレス(グローバルIPアドレス)をパソコンに割り当てて使用する機能です。プロバイダがこのサービスに対応している必要があります。
PPPoEマルチセッション接続 PPPoEセッションを2つ同時に使用する機能です。本製品は2つのプロバイダと契約して同時に使用することができます。プロバイダがこのサービスに対応している必要があります。
[ホーム]で[詳細設定(上級者向け)]を選択し、左のメニューリストから[WAN]→[PPPoE]を選択します。
  • 〈PPPoE〉画面が表示されます。
PPPoEの接続方法を選択します。
プロバイダから指定されたユーザー名やパスワードなど必要な情報の入力と、オプションなどを設定します。設定が終われば[適用]をクリックします。

◆「PPPoE」接続の画面例

  • 「PPPoEマルチセッション」を選択した場合、PPPoE1とPPPoE2の2つのセッション情報を入力する画面が表示されますので、それぞれに必要な情報を入力します。
ユーザー名 プロバイダから指定されたユーザー名を入力します。ユーザーIDに「@」が入っている場合は、プロバイダから提供された「ユーザー名」の後ろに、「@」と「プロバイダ識別子」を入力する必要があります。
パスワード プロバイダから指定されたパスワードを入力します。入力した文字は「・・・・・」で表示され読めませんので、入力ミスにご注意ください。
サービス名 プロバイダから指定があった場合に入力します。
MTU値 MTU(Maximum Transmission Unit)、1回の転送で送信できるデータの最大値(単位はバイト)の値(512〜1492)を設定します。通常は変更する必要はありません。(初期値:1454)
IPアドレス 「Unnumbered PPPoE」接続を選択している場合のみ入力可能です。プロバイダから指定されたIPアドレスを入力します。
ネットマスク 「Unnumbered PPPoE」接続を選択している場合のみ入力可能です。プロバイダから指定されたサブネットマスクを入力します。
接続のタイプ インターネットへの接続方法を指定します。
常時接続:常にPPPoE接続を維持します。接続が切れた場合は自動的に再接続します。
自動再接続:パソコンからの接続要求があると自動的にPPPoE接続を開始します。
手動切替え:接続のたびにこの画面を表示して[接続]をクリックする必要があります。
[切断]:このボタンをクリックすると、インターネットへの接続を切断することができます。
アイドルタイムアウト [接続のタイプ]で「自動再接続」を選択している場合に設定可能です。ここで設定した時間中にパソコンからインターネットへの接続がなければ、自動的に接続を切断します。分単位で設定できます。
「設定の保存に成功しました。」と表示されます。

●他の設定を続ける場合→[戻る]をクリックします。引き続き他の項目を設定します。
●変更した設定を保存して有効にする場合→[更新!]をクリックし、手順5 へ進みます。

「システムを再起動しています。しばらくお待ちください。」と表示されます。
[OK]にカウントが表示されます。カウントが0になり、ボタンが有効になれば[OK]をクリックします。
   

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