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製品別障害事例

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NAS/RAID

会社の大切な情報資産である共有データを救うために

NAS/RAIDはOSが特殊であったり、データ構造が複雑な製品です。トラブル時に誤ったオペレーションを行うことで障害を進行させてしまうことも少なくありません。
迅速な業務の再開をするためにも、無理な操作は行わず現状維持で専門家へご相談ください。
会社の大切な情報資産である共有データを救うために
障害復旧事例
事例1
BUFFALO TS-X4.0TL/R5
調査日数 2日 復旧日数 1日
製品の仕様
形状:
ボックス型4ドライブNAS
OS:
LinuxベースNAS OS
RAID:
RAID5
HDD:
SATA 1TB 4台(暗号化)
障害復旧事例1
構成と障害
メーカー標準のRAID5(1TB x4)の容量3TB構成、データボリューム暗号化を設定しての運用。HDD1台にエラー発生したため交換されましたが、RAID再構成中にもう1台にもエラーが発生。RAID崩壊によりアクセス不可となり、データ復旧サービスにお申し込みされました。
現象と復旧
各HDDの解析結果から、最初に交換されたHDDは正常にRAID再構成が実施されておらず、後発で障害に至ったHDDの物理損傷をクリーンルーム内処置にて機能回復しました。その後専用機環境上でRAIDを再構成し、実施されている暗号をエミュレーションによって復号化した上で、ファイルシステムを復旧しました。その結果、98%以上のファイルを回復することができました。
事例2
IODATA HDL-GTR2.0
調査日数 1日 復旧日数 1日
製品の仕様
形状:
ボックス型4ドライブNAS
OS:
LinuxベースNAS OS
RAID:
RAID1+0
HDD:
SATA 500GB 4台
(USBキー方式暗号化)
障害復旧事例2
構成と障害
メーカー標準のRAID1+0(500GB x4)の容量1TB構成、データボリューム暗号化を設定しての運用。ミラー構成ペアとなるDISK1とDISK3に物理損傷が発生し、RAID崩壊によりアクセス不可となり、データ復旧サービスにお申し込みされました。
現象と復旧
各HDDの解析結果から、ミラー構成(RAID1)となっているHDDペアにはRAID崩壊のタイミングに差異が認められました。すなわち最初に片側のRAID0構成のHDDペアが損傷し、そのまま運用している状態でもう一方のRAID0構成のHDDペアにも物理損傷が発生したと想定されます。後発で障害に至ったHDDの物理損傷をクリーンルーム内処置にて機能回復し、実施されている暗号を復号化した上で、ファイルシステムを復旧しました。その結果、95%以上のファイルを回復することができました。
事例3
LaCie 5big Network 301419
調査日数 3日 復旧日数 1日
製品の仕様
形状:
ボックス型5ドライブNAS
OS:
LinuxベースNAS OS
RAID:
RAID6
HDD:
SATA 1.5TB 5台
障害復旧事例3
構成と障害
HDD5台でRAID6構成で、容量は4.5TB。部門ネットワーク上の多数のMacの共有ボリュームおよび「TimeMachine」バックアップ先として運用。突然原因不明のエラーが発生してアクセス不可となり、データ復旧サービスにお申し込みされました。
現象と復旧
専用解析装置による解析の結果、5台全てのHDDがアクセス不可の物理損傷となっていました。HDDの回路基板およびNAS本体の回路基板に部品損傷等が見られ、電源系トラブルと推測されます。全HDDの回路修復処置を行い、イメージデータを抽出した後に専用機環境上でRAIDを再構成し、ファイルシステムを復旧しました。TimeMachineバックアップに関しては、お客様ご要望により最終日時のバックアップから実ファイル抽出を実施しました。不良セクターなどによる論理障害を伴わなかった関係で、全てのファイルが正常に回復されました。
簡易障害事例
データ消失の焦りから、お客様自身で復旧作業をされ障害が悪化するケースが増えています。
下記のような状態の時は、電源を切って現状維持でロジテック データ復旧技術センターまでご依頼下さい。
障害診断リスト
リビルドに失敗してしまった 誤って削除、パーティション領域の開放、突然保存データが消えた・・・
アレイコントローラの設定を初期化してしまった 保存されたフォルダ等が文字化け、アクセスするとエラーが出る・・・
設定した領域を初期化してしまった・・・ 落雷、停電後にデータへアクセスできなくなった・・・
リビルドに失敗してしまった・・・
機器から警告音が鳴った場合、エラーの無いHDDも含めてナンバリングしてHDDの順番を特定してから、障害ディスクの交換・リビルドを行って下さい。エラーの無いディスクもレスポンス低下や不良セクターなど潜在的な不具合がある場合、リビルド中に新たな障害が発生する可能があります。エラーの無いディスクもチェックをして正常であることを確認して下さい。
誤って削除、パーティション領域の開放、突然保存データが消えた・・・
保存されたデータを誤って削除等してしまったら、直ぐに機器の使用を中断して下さい。使用を継続することで、データ領域が上書きされてしまい、データ復旧ができない可能性が高くなります。また突然保存データが見えなくなるケースは、電気・機械的な物理障害を伴っている可能性があります。
アレイコントローラの設定を初期化してしまった
アレイコントローラの設定を初期化してしまったら、再設定を行わず使用を中止して下さい。誤った設定やイニシャライズが自動実行された場合は、障害を悪化させる可能性があります。カードの型式・設定情報をメモに取り、ロジテックへご依頼下さい。
保存されたフォルダ等が文字化け、アクセスするとエラーが出る・・・
フォルダ名が文字化けして、データにアクセスできない場合は、安全な方法で電源を切って下さい。また、製品ユーティリティやディスクユーティリティでディスクチェック等は実行しないようにお願い致します。実行することで障害が悪化する可能性がありますので、現状維持でロジテックへご依頼下さい。
設定した領域を初期化してしまった・・・
システムの動作不安定等により、システムのみの入れ替えを実施する際によくあるヒューマンエラーです。設定領域を初期化してしまっても、直ぐに使用を停止して現状維持でロジテックへご依頼下さい。早い段階での調査・データ復旧がデータ復旧率を高めます。
落雷、停電後にデータへアクセスできなくなった・・・
機械が動作中に電源が切れたり、落雷で電気的なダメージを受けた場合は、機械的な故障やシステムが損傷してしまう可能性があります。電源のみの故障であれば、バックアップが可能ですが、お客様の大切なデータです。まずは、ロジテックの専門家が安全な方法で調査いたします。
代表的な製品・システム
対応しているRAIDレベル
  • RAID0(ストライピング構造)
  • RAID1(ミラーリング構造)
  • RAID2
  • RAID3/4
  • RAID5
  • RAID6
  • RAID0+1
  • RAID1+0(RAID10)
  • JBOD
※メーカー、OSは問いません。