ロジテックの記念すべき第1号ハードディスクユニットLHD-10とLHD-20。
価格は10MBのLHD-10が24万8千円、20MBのLHD-20が32万8千円であった。単純に
現在の2GBクラスハードディスク容量換算すると1,000倍以上の金額になる。
本体は5型ハーフハイトドライブの大きいドライブを組み込んだハードディスクで、
外形寸法 150(幅)×190(高さ)×360(奥行き)mm 重量5.1kgと今では考えら
れないくらい大きな筐体であったが、当時ではこれが当たり前であった。
ハードディスクのインターフェースはSASI。今ではもうほとんど使われていない
規格だが、SCSIの登場の前はこれがもっとも一般的なインターフェースだった。
容量も10MB、20MBというとても少ない物であったが、当時のアプリケーションなど
のレベルでは、これで十分であった。
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