HD歴史館
ロープライスハードディスクユニット

LHD-32E  

当時  \99,800

技術力の向上に伴い反比例で価格が下がっていく市場の
中において、とうとうハードディスクも10万円を切る
値段に突入した。LHD-32Eは、他に先駆けて20MBクラス
で9万9千800円という当時としては驚異的な価格で世に
送り出された。さらにLHD-32Eは価格面だけでなく信頼
性の面でもNEC純正ドライブ(PC-9800シリーズが全盛の
時代、NEC製のドライブユニットは「純正品」と呼ばれ
ていた。)を採用するなど、全体的に大変コストパフォ
ーマンスの高い製品になっていた。まだこの時代はOSが
テキストベースのMS-DOSが全盛であったが、アプリケー
ションの高機能化と共に徐々にハードディスクの必要性
も高まってきていた。10万円を切るハードディスクユニ
ットの登場は、一般ユーザの中にまでハードディスクの
需要を高めると共に、現在もなお激化するパソコン周辺
機器の壮絶な価格競争の始まりでもあった。
型番 LHD-32E
記憶容量 20MB
インターフェース SASI
コネクタ形状 アンフェノールフルピッチ50P
外形寸法 95(幅)×145(高さ)×290(奥行き)mm
●対応機種
PC-9800シリーズ


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