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CASE STUDY 1:宝塚市立教育総合センター様
子供たちの成長を支える教育現場においても、加速度的に進むIT導入。しかし安心してコンピュータを利用するためには、セキュリティの確保が重要な課題となります。そこで宝塚市立教育総合センターでは、宝塚市立逆瀬台(さかせだい)小学校を初めとする市内の小、中、養護学校にスマート認証対応無線LANシステム「NetSkylink」を導入。重要な情報を確実に保護すると同時に、先生方の作業効率アップに役立てています。また教育総合センターの研修室では、教職員向けの研修業務にカスタムメイド対応パソコン「LPC」シリーズや硬化ガラス製保護フィルタ内蔵TFT液晶モニタ「LCM-TP」シリーズを活用。ロジテックのトータルソリューションが、先端IT教育の実現を強力にバックアップしています。
宝塚市立逆瀬台小学校
宝塚市立逆瀬台小学校
子供達がITを安心して活用できる環境を目指す
川島 由久 先生
宝塚市立
教育総合センター
教育研究課 係長 
川島 由久 先生
 ブロードバンド・インターネットの急速な普及により、私たちの生活は大きく変化しました。現在では手元のパソコンから様々な情報を引き出したり、ショッピングを楽しんだりすることが可能。こうした環境の変化は、IT教育が進められている学校や教育機関にも、大きな影響を与えています。
 宝塚市立教育総合センター 教育研究課 係長 川島 由久先生は「かつてのコンピュータ教育は、『パソコンの操作法を習得する』ことに主眼が置かれていました。しかしそれだけでは、もはや不十分な時代になっています。今後は実際の授業や学習の中で、どうITを活用していくかが重要な課題となっています」と語ります。
 また社会のIT化が進展する中で「情報に関わるモラルやリテラシーをどう子供たちに伝えていくか」も課題になっていると川島先生は指摘します。最近ではネットワークが犯罪に利用されるケースも少なくありません。こうしたことに巻き込まれないようにするためには、ITとの正しい付き合い方を早いうちから身につけておく必要があります。「ウィルスにせよ、チェーンメールのようなものにせよ、一つ間違えれば自分が迷惑を掛ける側に廻ってしまうおそれもあります。子供たちがパソコンやインターネットを安全に、便利に使いこなせるよう、私たちも尽力していきたいですね」と川島先生は力強く語ります。
無線LANシステムの導入が大きなテーマに
設置された製品画像
 宝塚市立教育総合センターでは、市内の小中学校へのコンピュータ導入にアドバイスしています。各種の機材は定期的に更新が行われていますが、今回の更新作業にあたっては無線LANの導入が大きなテーマとなりました。
 その背景を、川島先生は「職員室では年度が変わる度に教員用デスクのレイアウト変更などが発生しますが、有線LANではこうした作業に柔軟に対応することができません。そこで校内システムの更新を期に、職員室のネットワークを無線LAN化しようという方向が出てきたのです。」と語ります。
 しかし職員室のネットワークを無線LAN化する上では、いくつかの課題がありました。まず一つはセキュリティの問題です。ネットワークには児童の個人情報などが流れる場合もありますから、こうした重要な情報が漏洩しないようにしなくてはなりません。また不正なユーザーが、無線LANカード付きのノートパソコンなどを使ってネットワークにアクセスできないようにする必要もあります。
 さらにシステムコストをどう抑えるかということも問題になりました。当然のことながら予算には限りがあります。いくらセキュアなシステムでも、手が出ないほど高額なのでは意味がありません。

 こうした課題を解消するソリューションとして、ITパートナーであるSky株式会社から提案されたのが、スマート認証対応無線LANシステム「NetSkylink」でした。Sky株式会社 e-ソリューション事業部 カスタマーサポート部 主任技師 森下 和彦氏は「『NetSkylink』にはPCカードを挿入するだけで認証が行える『スマート認証』機能と、スマート認証を行ったPCカードを他のパソコンに接続してもアクセスできないようにする『アクセスイレーザー』機能が備わっています。このため無線LANの利便性と高度なセキュリティを、同時に実現することが可能です。また独自の『LDLS認証機能』も備わっているため、無線LANでクライアント認証を行う際によく利用されるRADIUSサーバを別途構築する必要もない。この2点が、『NetSkylink』をご提案する大きなポイントとなりました」と説明します。
 「通常の無線LANシステムと比べてセキュリティを大幅に高められる上、RADIUSサーバがいらない分だけ構築コストも下げられる。これなら使えるということで、『NetSkylink』の採用を決めました」と川島先生は語ります。
森下 和彦氏
Sky株式会社  
e-ソリューション事業部
カスタマーサポート部
主任技師 森下 和彦氏
先生方の教育活動をサポートする「NetSkylink」
PCルーム画像
PCルーム
 今回取材させていただいたのは、宝塚市立逆瀬台小学校です。同校は授業へのIT導入を積極的に推進しており、PCルームなどに設置された十数台のロジテック製PC「LPC」シリーズは常時フル稼働状態。また学習の様子や校内行事をホームページで公開するなど、インターネットを使った情報発信にも意欲的に取り組んでいます。
 これまで職員室では、有線LANに接続されたデスクトップPCを使用し、文書作成やプリントアウトなどの作業を行ってきました。もちろんパソコンがなかった頃に比べれば、作業そのもの効率は上がっています。しかし全学年の先生が同じマシンを共有しているため、いつでも好きな時に利用するというわけにはいきませんでした。作業が集中する時期には、パソコンを使用する順番待ちができることも多かったとのことです。

 しかしNetSkylinkが導入された現在では、各学年毎に用意されたノートパソコンを使って、いつでもネットワークにアクセスすることが可能。ファイルサーバに格納されたファイルや、ネットワークプリンタを自由に利用できるようになりました。「以前のように誰かの作業が終わるまで待つ必要がないので、非常に便利になりました」と現場の先生方からも大好評を博しています。
 もちろん不正なユーザーが校内ネットワークにアクセスすることはできませんから、当初の懸案であったセキュリティの問題も完全に解決。先生方の熱心な教育活動を、NetSkylinkが強力にバックアップしているのです。
接続図
LCM-TPシリーズとLPCシリーズが教職員向け研修業務を強力にバックアップ
 また宝塚市立教育総合センターでは、NetSkylink以外にも様々なロジテック製品が活用されています。その一つが、教育総合センターのコンピュータ研修室に導入されたTFT液晶モニタ「LCM-TP」シリーズ。表面に硬化ガラス製フィルタを内蔵しているため、パソコンの操作に不慣れなユーザーが液晶画面を突いたりしてもまったく問題はありません。
 またLCM-TPシリーズとセットで利用されているLPCシリーズには、標準のCD-ROMドライブの代わりに薄型のCD-ROMドライブをセット。その分空いたスペースには、メモリカードリーダを内蔵するといった工夫も加えられています。こうした柔軟な構成が取れるのも、ニーズに応じて自由にカスタマイズできるLPCシリーズの良さだと言えるでしょう。
 「教育現場でのIT活用をサポートするのが私たちの役目。今後も様々な提案を積極的に行っていきたいですね」と抱負を語る川島先生。Net SkyLinkやLPCシリーズ、LCM-TPシリーズが活用される場も、さらに広がっていくことになりそうです。
LCM-TPシリーズとLPCシリーズ画像
LCM-TPシリーズとLPCシリーズ
<USER PROFILE>
宝塚市立教育総合センター:宝塚市小浜1-2-1

<事業概要>
教職員向け各種研修や教育に関わる研究、教育・子育てに関わる相談、青少年の健全育成事業などを行っている。センター内には学習室・図書スペース・休憩コーナーなども備わっており、一般利用者の使用も可能である。


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